教科の学び
「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」 英語科では中高の6年間を通して、「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能の土台を育成し、英語で考え、他者と協力して行動できる力を育てます。実用的英語力を高めることはもちろん、英語を学ぶ中で多様な価値観に触れ、英語を使って何をするのか考えることができる力を身につけます。
グローバル化が進む中にあって「使える英語」の需要は高まるばかりです。スピーチやCLILを通じて、知識のみに留まらない英語力を身につけていきます。言語ツールとしての英語力を身につけて「英語で考える」思考力を獲得し、さまざまな場面で活躍できる力を身につけます。
英語科担当
「3つのコンピテンシーを支える言語力」 複雑化する社会の中で求められる3つのコンピテンシー(相互作用的に知識・技能を用いる、異質な集団と交流する、自律的に活動する)を支える言語力を育成します。分析的な批評を繰り返すことで育成した読解力(思考力)を中心とし、相手の考えを聞く力、伝える力、話し合って合意を形成する力を身につけます。
「ことば」は使って初めて生きたものとなります。使えることばの数が多ければ多いほど、表現は豊かになり奥行きが生まれ、より正確になっていきます。読み方を学び、読書を楽しんだり、人の話を聞いたり、書いたり話したりすることで「ことば」で考え、伝える楽しさを学んでいきます。
国語科担当
「数学」を「実践」していく力の育成 「考える」ことを通じて「思考力」を身につけ「問題解決」を図ります。パターン学習はもちろんのこと本質的な理解に到達することで「数学のおもしろさ」を身につけます。
数学を通じて、いろいろな角度から物事を見ることができるようになり複雑な問題も簡潔に処理できる論理的な思考力を身につけていきます。そのためにも基本的な事項の徹底や応用力や実践力を授業や家庭での学習の積み重ねを大切にしています。
数学科担当
「探究・理解・活用」 身近なことで当たり前と思われることも知らない現象を目の当たりにすることもあります。「なぜ」を知ろうとする興味、探究するために「思考」すること、自分の考えを周囲へと「発信」する力を身につけます。
理科の面白さは、身近な現象を「なぜ」と思いながら「なるほど」と理解することです。授業を通じて科学的思考力を身につけていきます。また、私たちも自然界の一員であることを認識し、自然保護の観点からの社会貢献を見つけていきます。
理科担当
「thinking・judge・reflect・action」 「当たり前」や「定説」を疑う観察眼を養う
必要な知識を習得しながら、新しい世界観を発見していきます。その知識を活用して、より良く生きていくための礎を見つけていきます。自分が置かれている現代社会への理解と未来の社会で生きる一人として何ができるかを考えていきます。
社会科担当
3つのステージ
本当の「自分らしさ」を見つけ、発揮する
大学入試はゴールではありません。変化の激しい社会の中で、自分が本当に進みたい道を見つけ、前に進む力を備えていきます。「知識・技能」を身につけると同時に「思考力・判断力・表現力」を養い、校内外を舞台としたさまざまなプロジェクトが一体となって「主体性・多様性・協調性」を育みます。
第1ステージ
「自立と自律、自己と他者との関りを知る」
新しい環境に適応できるようにオリエンテーションや多様性に触れる「哲学対話」、友達づくりのきっかけとして構成的グループエンカウンターを行います。基本的な生活習慣・学習習慣を確立しながら、探究ディや学びプロジェクトを通じて日常の「学び」を発展させ、将来につながる興味関心を見つけていきます。
第2ステージ
「世界を感じて、異文化に触れて、世界を広げる」
文化・歴史が異なる他者・社会・価値観との接触を通じ、言語運用能力だけではない真のコミュニケーション能力の在り方を感じ取ります。また、自らの興味関心と学問とのつながりを考え、自分の将来の方向性を模索します。
第3ステージ
「進むべき将来を求めて、高めた自己受容力を発揮できる未来へ」
さまざまな活動を通じて身につけた力を自分の進路と結び付けて目標を設定していきます。大学入試を通過点として捉え、進学後も続く将来もよく考えて進路決定をしていきます。大学受験は「自己成長」の場です。高い目標を設定し、チャレンジしていく過程に成長を見つけていきます。