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ドイツ・ベルリンで行われた模擬国連に参加しました

 11月20日から23日の4日間にわたり、ドイツ・ベルリンのジョン・F・ケネディ高校で開催された「BERMUN」(Berlin Model United Nations)に、本校から高校1年生2名と高校2年生2名が参加しました。今回で32回目を迎える「BERMUN」には、25か国以上の国から学生が集まりました。参加者たちは、割り当てられた国の代表としてデジタルディバイドや移民統合、児童労働や人権といったテーマについて決議案を作成し、議論を行うことで国際会議のシミュレーションを体験しました。本校の生徒は、イラク、フィンランド、クロアチアの代表として議会に臨みました。

 

 参加した高校2年生の生徒は、次のように感想を話してくれました。「初日には英語で議論する難しさに圧倒され、議論の流れをつかむまでに時間がかかり、なかなか意見を出せませんでした。日本語で考えたことを英語に翻訳しているうちに議論が進んでしまい、発言や質問のタイミングを逃してしまうこともありました。CLILの授業で大切にしている”英語で考えること”の重要性を改めて実感しました。最終日には流れをつかみ、議論を楽しむことができました。」また、「価値観や立場の異なる国々が集まる場では、単に意見を主張するだけでは全員が納得する結論には至らないことも感じました。言語の違いなどにより意見を出せない国もあり、そういった国の意見が反映されにくい状況もあることを痛感しました。」と語ってくれました。

 

 さらに、今回の模擬国連に参加した高校2年生の2名は、2月に行われるAssembly(チャレンジをテーマとした全校集会)で、活動を通じて得た学びを全校生徒の前で発表する予定です。「覚悟を決めてチャレンジすることの大切さを後輩たちに伝え、模擬国連への参加を促したい」と力強く話してくれました。