7月28日(金)、探究デイの一環として東京国立博物館へ行きました。中1～中3まで希望者を対象としたプログラムです。最初に学芸員の方に博物館の説明を受けてから、総合文化展（常設展）の見学をしました。探究テーマを「本物を見る意義とは？」とし、日本最古かつ最大の博物館である東京国立博物館でたくさんの文化財を鑑賞してきました。現在は写真や動画など様々なツールを使って文化財について知ることができます。ネットでなんでも見ることができたり調べたりできるこ世の中で、「本物を見る」ということについて考えながら鑑賞しました。教科書で見た文化財を実際に見ることが出来る面白さや、文化財を立体的にいろいろな角度から見ることができたり、色や質感、大きさなど自分の想像と違っていることに気が付いたり、つくった人の思いを感じることができるたなど、それぞれの感性を研ぎ澄ませながら鑑賞する経験となりました。体験型の展示もあり、鎧の重さを体感したり、オリジナルの蒔絵硯箱をデジタルで作成するなど、楽しそうに体験していました。
今回の見学では生徒一人ひとりに貸し出されるタブレット端末を使って、それぞれがレポートを作成しました。音声ガイドやクイズに挑戦しながら、関心のある展示品をレポートし、作品を良く見てそれを感じたままに表現することができました。