12月3日(火)～6日(金)までの4日間、高校2年生は「総合セミナー」として京都と広島を訪れました。総合セミナーのテーマは「稽古照今」。過去を見つめ、「今」を見つめ、未来を展望していくきっかけとしていきます。

【1日目】
新横浜駅から新幹線で京都駅に移動し、萬福寺での精進料理を楽しんだ後、5つのコースに分かれてバスツアーを行いました。各コースでは、平等院、石山寺、貴船神社、比叡山延暦寺、金閣寺といった名所を訪れ、生徒たちはそれぞれの希望する場所で見聞を広めました。さらに、同志社中学・高校のチャペルで礼拝を行い、同志社の先生方の温かい歓迎を受けながら、創始者である新島襄の生涯とキリスト教教育の志について学びました。

【2日目】
各グループに分かれて班別自主研修を行いました。生徒たちはそれぞれの興味に基づいて京都各地を訪問し、着物体験や八橋作りなど文化に触れる機会を得ました。この経験を通して、京都の豊かな文化について多くのことを学ぶことができました。

【3日目】
新幹線で京都から広島へと移動し、平和学習を行いました。午前中に自由に昼食を取った後、午後からはガイドツアーや平和記念資料館の見学、被爆者の講話を通じて、広島の歴史と平和への思いを深めました。未来に向けて平和の大切さを心に刻むことができました。

【4日目】
最終日は、フェリーで宮島へ移動し、ガイドツアーの後にグループ別自由行動を行いました。その後、広島駅に集合し、旅程を終えました。4日間を通して天候にも恵まれ、美しい厳島神社を背景に歴史への理解を深めることができました。訪問時期がちょうど紅葉の見ごろであったことも、この旅行を一層特別なものにしました。

京都と広島での素晴らしい体験を通じ、生徒たちは多くの学びと貴重な思い出を得ることができました。この経験が、今後の学びや成長に繋がることを願っています。